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仏像のような存在はもっと自由にその人の好みの
容姿、形式でいいのだと私は思う。

少女マンガ彫刻はそんな仏像のようなイメージで
作られている。



私は50歳を過ぎましたが想像より子供の頃、
学生の頃の記憶は鮮明で
時間が経ったとはそれほど感じない。

ただ鏡を見て時間が経ったと思う。



気持ちや心 、意識ではなく器、
道具としての身体の衰え、
変化によって時間が流れた、

変わったのだと私は実感する。
つまり中身はあまり変わっていないと
思っている。

死の実感や新しい気付きによる好みの変化も
勿論あるが他人が考えるより本人の

意識はそう変わらないのだと感じる。

私は子供の頃大好きだった昆虫や
ヒーローのオモチャを使った作品を作った。

それは無意識に。



ここで私は大人の女性が少女の頃に恋い焦れた
漫画の中の人物のような彫刻(存在)を

作りたいと思っている。



樋口明宏