空の器An Empty Vessel
13 March - 3 April 2021
MA2Gallery では、技法や世代、現代美術と工芸などジャンルを超えた作品を、
空間に美しく共存させる、という企画展を試行錯誤しながら継続して開催しています。
生活の中にはボーダレスなものや世界が身近にあるということ、
ジャンル関係なくプロフェッショナルな仕事の中には普遍性があること。
展示を通して作家さんや、観にいらして下さる皆様と対話をしながら、
答えが最初にあるのではなく、みえてくる何かに思いを巡らせる展覧会です。
今回も、漆芸、彫刻、写真と出自も世代も異なる3人の作家さんに展示をお願い致しました。
「在・不在」「表(質感)・内(量感)」を強く意識して制作をされ、
作家の個人的なことがらや主張は深く潜ませ露にしない、という共通点が挙げられます。
「空」をもっていると言えるかもしれません。「空」という在、「空」からの想像力。
「人が不在することで、本当に大切なものが現れ、遺してくれることがある。」と出品作家である
寺田真由美さんが、2020 年秋に新作の天視シリーズに寄せたテキストの中で書かれています。
コロナの世界的流行で、人のありかたや、生活の時間について、
改めてそして新しい視点で考えるようになった今、
現代の私たちにとって大切な何かについて、思索が交差する展覧会になればと思います。
空間に美しく共存させる、という企画展を試行錯誤しながら継続して開催しています。
生活の中にはボーダレスなものや世界が身近にあるということ、
ジャンル関係なくプロフェッショナルな仕事の中には普遍性があること。
展示を通して作家さんや、観にいらして下さる皆様と対話をしながら、
答えが最初にあるのではなく、みえてくる何かに思いを巡らせる展覧会です。
今回も、漆芸、彫刻、写真と出自も世代も異なる3人の作家さんに展示をお願い致しました。
「在・不在」「表(質感)・内(量感)」を強く意識して制作をされ、
作家の個人的なことがらや主張は深く潜ませ露にしない、という共通点が挙げられます。
「空」をもっていると言えるかもしれません。「空」という在、「空」からの想像力。
「人が不在することで、本当に大切なものが現れ、遺してくれることがある。」と出品作家である
寺田真由美さんが、2020 年秋に新作の天視シリーズに寄せたテキストの中で書かれています。
コロナの世界的流行で、人のありかたや、生活の時間について、
改めてそして新しい視点で考えるようになった今、
現代の私たちにとって大切な何かについて、思索が交差する展覧会になればと思います。