Under the same sky
22 May - 19 June 2021
 
MA2Galleryでは初めてとなる、川内倫子の個展「Under the same sky」を開催いたします。



2020年4月、川内は自宅の近所で見つけたツバメの巣、そこで行われていたツバメの子育ての撮影を始めました。軒先に作られたツバメの巣、餌を求めて飛行する親ツバメ。親鳥の帰りを待ちわび、精一杯の口を開けるヒナ鳥。植物の芽吹き、陽光の輝き。どのような状況にあっても連綿と続く生命の営み、その純粋な力強さを、静かに見守るように切り取っていく川内の写真は、コロナ禍においてさまざまな制約を余儀なくされ、心落ち着かない日々を過ごす私たちに、一時の清涼感と勇気をもたらしてくれます。







黙々と餌を運ぶ親ツバメを見ていると、ただ子供にご飯を食べさせることが、それだけでも親の役目は十分に果たしているよね、とシンプルに思わせてもらえて、なんだか励まされるような気持ちになり、塞いだ気持ちが晴れていくようだった。 ―川内倫子







その作品は撮下し最新刊として、世界中の著名な写真家がそれぞれの視点で「鳥」を捉えた写真集のシリーズ

「Des oiseaux」より出版されます。



本展覧会では新作「Des oiseaux」を中心に、これまでに川内が捉えた鳥の作品を厳選して構成。

4層あるMA2の空間を生かして、「はじまりのひ」「光と影」など過去のシリーズも織り交ぜて展示いたします。





川内倫子(かわうち・りんこ) 1972年、滋賀県生まれ。写真家。2002年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な個展に、2012年「照度 あめつち 影を見る」東京都写真美術館、2016年「川が私を受け入れてくれた」熊本市現代美術館などがある。近刊、写真集『as it is』(torch press)とエッセイ集『そんなふう』(ナナロク社)のほか、著作も多数。

Rinko Kawauchi official site





写真集

タイトル:「Des oiseaux」

写真 : 川内倫子

出版 : HeHe (日本国内)